男性のロールモデルのご紹介

今回ご紹介するロールモデル

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) 大宮支社 さいたま運転区 主任運転士 平岡さん
社会や地域に不可欠な旅客鉄道業を展開するJR東日本では、CSR活動を盛んに行っています。CSR活動のひとつである子育て支援事業「HAPPY CHILD PROJECT」では、首都圏を中心とした沿線に、保育園を始めとする子育て支援施設の開設を進めています。また、男性の育児休業の取得実績も多数あるということです。今回、大宮支社の運転士の平岡さんが育児休業を約2か月取得されたということで、お話を伺いました。

【加工済】プロフィール写真2

 

家族構成を教えてください

 

 5歳の長女と1歳の次女がいます。妻は正社員で朝から夕方まで働いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

現在の仕事内容を教えてください

 京浜東北線の大宮―大船間の運転士をしています。勤務時間は不規則勤務で夕方出勤や宿泊もあります。宿泊の日は車庫に22時~1時半頃に帰着してその後就寝、翌朝3時~6時頃に起床し、電車の点検を済ませて運転をしています。

 近年は女性の運転士も増えており、女性だから難しいといった仕事ではないと感じています。一緒に業務を行う中で、女性ならではのきめ細やかな対応など見習うべきことがたくさんあります。

 

 

育休を取得したきっかけは?

 1歳の次女が待機児童になったことがきっかけです。始めは妻が仕事を辞めることも考えました。しかし、これまで妻に「夢を支えてもらったからこそ、今の仕事が続けられている」という感謝の気持ちがありました。また妻も「新しいプロジェクトを任せたい」と職場から引き止められたため、自分が育児休業を取得しようと決心しました。

 

 

男性の育休取得について、周囲の反応は?

 業務に差し支えないか、引き継ぎはどうするかなど、育休取得を悩んでいました。上司や同僚に子供が待機児童になってしまったことや妻のキャリアについてなど事情を説明すると、周囲も理解を示してくれました。

 また、当社では家族の職場見学も行っています。自分が運転を担当する電車の客室に自分の子供を乗せて走ったところ、初めて「パパかっこいい!」と言ってもらえました。上司にも子供がいることを知ってもらえるため 、「早く帰れよ~。家では大変なんだから。」と気遣っていただいています。

 

 

育休の取得期間は?

 当社では、育児休業の取得は3歳までになっています。当初はいつ保育園に入所できるか分らなかったため、最長の1年6か月間の取得で申請しました。結果として、1か月で保育園に入れたため、入園後の慣らし保育期間を含め、育児休業は約2か月になりました。

 

 

実際に子育てをしてみていかがでしたか?

 とにかく大変でしたね。特に子供のご機嫌伺いが大変でした。ご機嫌斜めになってしまったときは、気分転換に公園に連れて行きました。平日の昼間は女性の方が多くいましたが、あまり気にすることなく楽しく遊べました。

 また、長女の保育園の送り迎えの際に、妻のママ友から「頑張って」「何か困ったことがあったら相談してね」と気遣ってもらうことが多く、男性の育児休業は注目されていると感じました。

 

 

 

 

 

 

 

取得してみて良かったことはありますか?

 夫婦で育児ができることですね。あと、子供が身近になりました。今までは、育児は女性がするものというような古い考えを持っていたため、家事・育児の手伝いはしていましたが、子供の世話は大変なので逃げていました。しかし、育児休業中は子供と向き合わざるを得ない状況になり、「もっと子供の目線で考えよう」と子供の気持ちに寄り添えるようになりました。

 今では妻と一緒に子育てをしています。育児に関しては、以前は泣いたらどうしていいかわからないなど自信を持てなかったこともありましたが、今では寝かしつけや泣いたときのあやし方などに、自信を持てるようになりました。私が次女を保育園に迎えに行ったときに子供が体をバタつかせて喜ぶ姿を見るのはとても嬉しかったです。

 また妻からは、仕事に復帰しキャリアを継続できることを感謝されました。新しいプロジェクトに取り組むことができて、新たなスキルアップと自信に繋がったと話していました。育休を取得できる環境に感謝しつつ、育休取得をして本当に良かったと思います。

 

 

育児と仕事の両立のポイントは?

 夫婦でやってほしいことを察し合うことです。私たちは共働きですので、家事や育児ができる時間も限られています。お互いの分担を決めるのではなくて、妻がやってほしいと思うことを察して、「頼まれる前にやる!」「柔軟に助け合う!」ことが大切だと思います。

 

 

育休取得を迷っている方にメッセージをお願いします

 育児は男女どちらかがやるものではなく、夫婦で平等にするものです。女性だけに任せるのではなく、男性も自分がやってみようという気持ちを持ってほしいです。

 育休取得に迷っているならば、家族だけでなく上司や同僚に相談してみてください。メリットやデメリットを大局的に判断することができ、総合的な決断に繋げることができると思います。

 また、女性の力を活かすことにも注目してほしいと思います。女性は育児で休むことがあったとしても、それまで培ったキャリアや経験が衰えることはありません。社会的な視点で妻を見れば、社会人の一人の女性であることに気付くと思います。一人の女性として尊重することが大事だと思います。

会社紹介

東日本旅客鉄道株式会社 大宮支社

所在地
〒330-9555 埼玉県さいたま市大宮区錦町434-4
社員数
4,214人(男性3,714人、女性500人)
業種
鉄道業・運輸業
事業内容
鉄道事業、生活サービス事業など
URL
http://www.jreast.co.jp/

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